若冲展

　
若冲展　釈迦三尊像と動植綵絵120年ぶりの再会
　
　

　
--- チラシより ---
若冲が古画を模写した「釈迦如来像」と「文殊・普賢菩薩像」の三
幅と、様々な動植物が極彩色で描かれた「動植綵絵」は、壮年の若
冲が１０年間を費やして描きあげ、亡き家族と自分自身の永代供養
を願って相国寺に寄進した作品です。若冲の最高傑作として名高い
この作品は、明治時代に「動植綵絵」が皇室へ献納されて以来、全
てが一度に展示されたことはありません。
本展は開基足利義満の没後６００年を記念して「動植綵絵」全幅を
宮内庁三の丸尚蔵館より拝借し、「釈迦三尊像」と、そして相国寺
とのおよそ１２０年ぶりの「再会」が実現するものです。
さらに、相国寺の塔頭である鹿苑寺（金閣寺）の大書院に描かれた、
若冲の水墨画の代表作である重要文化財「鹿苑寺大書院障壁画」全
５０面を一括展示し、新発見作品なども紹介します。この歴史的な、
そして空前絶後の機会をお楽しみください。
　
　
関西では異例の１時間待ち、２時間待ちとなった展覧会。
昨年のプライスコレクションも大変楽しかったですが、本当のお宝
はお国（宮内庁）が持っていたんですね。
なるほど並ぶ（私も平日の午後で80分程並んだ）価値ありの超ド級
の展覧会です！　
　
お寺の中にある展示室は２部屋のみ。
ひとつ目の部屋には「葡萄小禽図」「月夜芭蕉図」など鹿苑寺所蔵
の襖絵などが展示され、廊下をはさんでふたつ目の部屋に「動植綵
絵」と「釈迦三尊像」が展示されています。
部屋ごとに入場制限を行なっているとはいえ、緻密な筆づかいまで
ゆっくり鑑賞できる環境ではなく、ほとんど人の頭越しではありま
したが、作品の素晴らしさ十分伝わってくる。
「釈迦三尊像」を中心に「動植綵絵」がずらりと並ぶ（ＨＰのパノ
ラマプレビューで観ることが出来ます）ところなど震えがくる、も
う圧巻です。
　
「動植綵絵」など、「鳥獣花木図屏風」の象や虎のような大きな動
物ではなく、私らも日ごろ目にしている馴染みの生き物を豊かで美
しく愛でるように描いている、そんな視線を送ることができるのだ
と、大変感動しました。
　　
展示は残り３日間。
行くか迷っている方は、ぜひとも行かれることをお勧めします。
（長時間並ぶの必至なので体調整えて！）
　
　
　　　　　　　　　　　　　（2007/05/30@相国寺承天閣美術館）
　
　
　
　
　

香港で食べる

　
4月の初めに恒例の香港（香港国際映画祭）へ。
相変わらずの貧弱なメシ事情。。。
　
　

　和風っぽいけど、鶏の唐揚げは八角風味
　　

　IFCの正斗で雲呑麺と空心菜のオイスターソースがけ
　

　許留山でマンゴー系デザート、白玉団子入りが日式（日本風）な模様
　

　食べる時間がなく、夜は部屋でスタバのケーキ、、、
　

　尖沙咀の怡園麺粥小厨で魚片粥と油条
　

　フードモールでチキンライス、、、シンガポール料理じゃ、、、
　

　廣東焼味饗廰で、２食続けて鶏、、、
　

　適当に入った粥麺屋で艇仔粥、中味はよくわからない内蔵系
　

　また許留山、これでひとつのメニューよ
　

　空港のラウンジで雲呑麺とタピオカプリン
　

　ラウンジで食べたので機内ではあまり食べれず
　　
　
　

高槻ジャズストリート

　
ＧＷの恒例行事、高槻ジャズストリートに。
（昨年の記事はここ）
今年はROLLY（ローリー寺西）も出るので早めに出かけたけど、入
場制限で観れず。がくり。。。
他にゲストミュージシャンは、サックスのエリック・マリエンサル、
リズムギターのバッキー・ピザレリ。
バッキー・ピザレリも映画「ギター弾きの恋」の吹替えをやってい
たそう。80歳とは思えない弾きっぷり！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2007/05/04＠高槻市内）
　
　　
　

Paolo Nutini

　
パオロ・ヌティーニのショーケース・ライブ。
なかなかのグッドルッキングボーイな二十歳。
ソウルあり、ロックあり、ブルースあり。いろいろソツなく演って、
それのどれもが悪くない。
けど、それだけの印象になってる、どれかひとつくらい泥臭さがあっ
てもいいのかも。若造はまだまだ精進なのだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2007/04/11@Shangri-la）
　
　
　
　

ジーズ・ストリーツ

• アーティスト: パオロ・ヌティーニ

　
　
　

絵画と衣装 美の名品展

　
「絵画と衣装 美の名品」展
　　　〜ボッティチェリ「美しきシモネッタ」・淀君の辻が花小袖〜
　

　
タイトルから西洋と日本の着物のデザインを関連づけた展覧会かと
思いきや、商社の丸紅が所蔵する西洋絵画と染織（時代着物）のコ
レクションの展示。ちとがっかり。
西洋絵画については「美しきシモネッタ」以外印象に残るものは特
になく。
お着物関係はあでやかでかわいいものも多く観てて楽しく。
　　　　　　　　　　　　　　　　（2007/05/03@京都文化博物館）
　
　
　

様々なる祖型 杉本博司新収蔵作品展

　
様々なる祖型 杉本博司新収蔵作品展
　

　
以前森美術館で観た展覧会のような大規模なものではなく、『建築』
シリーズ6点、『観念の形』シリーズ5点に『肖像写真』シリーズ1点
の計12点のみの展覧会。
森美術館と同様の空間をゆったりと使った展示は、いつもの国立国
際美術館と違う、内容には物足りなさもあったけど、なかなか新鮮。
　
別企画「コレクション１」は、リュック・タイマンス、ベッヒャー
夫妻、ジュリアン・オピーなど。最近収蔵したらしげな作品を観る
ことが出来てうれしい。
　
　　　　　　　　　　　　　　　　（2007/05/01@国立国際美術館）
　
　
　

STEVIE WONDER JAPAN TOUR 2007

　
　
普段プロレスやバレーボールをやってる会場で、音楽聴く環境とし
ては良くないけれど、そこはスティーヴィー・ワンダー、ベスト盤
発売に合わせての来日公演だからか、知らない曲は全くなし、それ
も曲間を上手につなげて続けざまにヒット曲が流れることで、その
世界に浸れます。
エヴァーグリーンな輝き溢れる名曲のオンパレードはスティーヴィー・
ワンダーの才能の凄さをあらためて感じることになりました。
　　　　　　　　　　　　　　（2007/02/28@大阪市中央体育館）
　
　
　

ベスト・コレクション

• アーティスト: スティーヴィー・ワンダー

　
　
　

bird 2007 LIVE! 「BREATH」

　
　
開催日直前にe+の招待券プレゼントに当選して。
特にファンという訳でもなく、最近みうらじゅんの子を産んだとい
う話題程度しかよく知らない。
ジャズありラテンありハワイアンな風情あり。まったりと聴く。
　　　　　　　　（2007/02/18@大阪厚生年金会館芸術ホール）
　
　
　
　
　

JET

　
　
ipodのＣＭ曲「Are You Gonna Be My Gir」しか知らずで観る。
若者を突き動かすような疾風感のある作品ばかりかと思えばメロウ
な作品もあり。アメリカの（つてオーストラリアのバンドだけど）
学生のパーティなんかで演奏されたら狂ったように踊れて最高だろ
うな〜って思ったりして、とても気に入った。
（今回のツアーは武道館もありなんで、その辺のパーティバンドと
はレベルが違うんだけどもね。）
ライブ前にはjetstar（今度就航するオージーの格安航空会社）主催
でエアギター大会もあった模様。ちと観てみたかった。
　　　　　　　　　　　　　　　　（2007/02/14@Zepp Osaka）
　
　
　

Shine on

• アーティスト: Jet

　
　
　

ビル・ヴィオラ−はつゆめ

　
　
ビル・ヴィオラ−はつゆめ
　

　
昨秋、森美術館でやっていた時から気になっていた展覧会。
巨大なスクリーンに映される作品は、まるで中世の絵が動いている
かのような静かに印象を与えるものもあれば、轟音とともに全てを
消し去り（新たに生み出す）激しさを抱えた作品もあり、私にとっ
ては退屈になりがちな（メインの「はつゆめ」はちと退屈だったけ
ど）映像アートの世界に意外なインパクトを与えてくれました。
アーティスト・トークが設定されてる日を選んで観に行ったけど、
人気のようで（確かに作品を観たらメイキングとか話しを聴いてみ
たいと思う）到着した時間には既に整理券配布は終了でがっかり。
　　　　　　　　　　　　　　（2007/03/03@兵庫県立美術館）