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【映画祭】ウォレスとグルミット 野菜畑で大ビンチ! [観る(映画2005)]

 
【2006/07/21追記】
 
8月11日にお料理グルミット付きDVD発売。
 http://www.wandg.jp/teaser/index.html
 

 
 
 
 
先日「コープスブライド」にわくわくさせられたところだというの
に、早くも対抗馬登場!
アードマン・スタジオがドリームワークスと手を組んで作った「ウォ
レスとグルミット」初の劇場長編版です!
野菜コンテストを前に、ウォレスの発明の影響で巨大ウサギが出現!
畑を荒らすウサギを退治し、無事野菜コンテストは開催できるか!?
といった内容。
役に立ってるのか立ってないのかわからないウォレスの発明はTV
版からそのままに(そんなウォレスを一瞥し編み物に励むグルミッ
トは最高にキュート!)、イギリス人の好きなガーデニングや動物
愛護をベースに、ハリウッド的といえる巨大ウサギを登場させ、そ
の上映画の有名シーンまで加えられたストーリーは、はじめから終
わりまで飽きることがない、スピード感いっぱいのアクション大作!
に仕上がっています。
もう、観てて大興奮。最高です!
スタジオの倉庫の火事は本当にイタいけど、もっともっとシリーズ
作ってもらいたいと思います。
 

 ニック・パーク監督の舞台挨拶にはウォレスとグルミットも
 
       (2005/10/23@VIRGIN TOHO CINEMAS 六本木)
   
 
 


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【劇場】SAYURI [観る(映画2005)]

 
 
コン・リー(よくこんな嫌な役やったもんです)の襦袢姿は論外と
しても、襟の抜き方、裾のはらい方や、袖からは腕まる出しといっ
た出演者の着物の着こなし、所作には、着物に詳しくない私も「キ
ィーッ!」と、ストーリーそっちのけで気になりました。
これは日本ではないどこか似た国の物語のシンデレラ・ストーリー
だと納得しても、貧乏に耐え、いじめに耐え、戦争に巻き込まれと、
自ら道を切り開くことはせず耐える忍ぶだけのシンデレラは今風で
はないですし、シンデレラを迎えにくる王子様もえらく遠回りの気
弱さで、なんだかけったいな物語であったと思います。
とはいえ見所がなかった訳ではなく、ハリウッド映画でこれだけア
ジア系俳優が揃った映画を観ることはないですし、置屋につれて来
られた千代(さゆり)が屋根から見る延々と続く長屋の黒い屋根瓦
なぞ、ハリウッドのセットのすごさだけでなく、千代の苦難のこれ
からを想像させて、私は胸がつまったりしましたし。
             (2005/12/31@TOHOシネマズ高槻)
 
 


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【劇場】ハリー・ポッター 炎のゴブレット [観る(映画2005)]

 
 
シリーズ4作目ともなると彼らもお年頃でストーリーにもそんな気
配が漂います。
が、淡い恋心や嫉妬のやりとりは児童小説だなーと思わせるかわい
らしさで、観ててちと退屈でありました。
なにより過去のシリーズで何度もわくわくさせられた英国俳優がず
らりと並ぶようなシーンがなかったことに、私はショボーン。
シリーズはまだまだ続くようなので、これからに期待です。
             (2005/12/28@TOHOシネマズ高槻)
 
 


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【劇場】ジョージ・マイケル〜素顔の告白〜 [観る(映画2005)]

 
 
MTVと同時期に現れたワム!には、ファンでなくても思い入れの
残るグループだったりする世代があるはず、ですよね?
そんな世代の私は、ワム!の歌は全曲カラオケで唄える気がするぞ。
自慢にならないけど。
内容の大部分がジョージ・マイケルの語りとワム!時代のビデオク
リップの「オレ様映画」ぶりは、ドキュメンタリーとしては疑問の
残る出来具合ですが、アイドル時代、ソロと大成功した裏で、悩み、
傷つき、恥をかき、今にいたった自分の人生を語る彼の姿は、意外
にも穏やかで、そこにいたるまでの彼を心情を思うと胸にきます。
なによりもワム!時代の相方アンドリューと今も交流があることに、
私はなんだかほっとさせられます。よかったよかったと思うのです。
            (2005/12/25@梅田ガーデンシネマ)
 
 


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【劇場】歓びを歌にのせて [観る(映画2005)]

 
 
夫からのDVに自信を持てなくなった女性、恋人の裏切りに傷つき
異性問題をかかえる女性、牧師として人望厚いとされる夫を信じら
れなくなる女性、長年友人からの言葉の暴力に耐えて来た男性。
見て見ぬふりをされてきた村の人々の悩みや問題が、指揮者の出現
によって露になり波紋や摩擦を起こします。
タイトルからは想像できない激しく生々しい感情のぶつかり合いの
すえに、悩みや問題から解放された結果としてうまれたハーモニー
はなかなか感動的だったりする。
            (2005/12/25@梅田ガーデンシネマ)
 
 


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【試写】スタンドアップ [観る(映画2005)]

 
 
1980年代に鉱山に対して起こしたセクハラ訴訟に基づいています。
鉱山就業初日から「いい体してるってな。」と管理者に言われるヒ
ロインの受ける暴力はえげつなくて観ていて気分が良くない。
虐げられまわりに理解をされずひとりで立ち上がる主人公が、徐々
に理解者を得て、最後には、、、という展開は、ありがちなのです
が、訴訟がすべてじゃなく、親や子供との関係の修復と再生を挟む
ことで、思いのほか泣かされたりします。
             (2005/12/22@よみうり文化ホール)
 
 


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【試写】プライドと偏見 [観る(映画2005)]

 
 
フロム・エー主催の試写会ではビッキーズ(舞台から飴をほおり投
げるお笑いコンビ)が前説をするのですが、上映される作品につい
て的確にでもおもしろおかしく紹介してくれて、とても楽しいのだ。
そしていつも最後には上映作品名を拳を挙げてコール&レスポンス。
以前観た時は、
 (ビ)「エターナル」
 (観)「サンシャイーン!」を3回。。。
「そんなあほらし」と思いつつ、すごく盛り上がって(本番前をあっ
ためるってこんな感じなんだ〜)、その後の鑑賞もすごく集中する。
 
今回の「プライドと偏見」でも、劇中のどうでもいい(けどヒロイ
ンの気持ちを煽る)シーンを前説に取り上げ、上映中にそのシーン
が流れた時には、会場全体に笑いと同情の空気が流れて、いや〜楽
しかった。
もちろん拳を挙げてのコール&レスポンスはありで、
 (ビ)「プライドと」
 (観)「偏見!」
と3回やった後に、
 (ビ)(観)「UIP」「UIP」「UIP」
 (頭で”A”を作って)「フロム・エー!」
とやったりしてねw。(結構皆ノリノリ)
 
試写会前の、なんで呼ばれたのか繋がりの見えないゲストのトーク
ショーは最悪ですが、ビッキーズは歓迎の私です。
 
 
で、「プライドと偏見」。
女性の権利が制限されてただろう当時のイギリスで、書くことで自
分を解放していたジェーン・オースティン、ブロンテ姉妹らの小説
はすごく好き(あまり読んでないけど)。
親の遺産を引き継ぐ権利のない娘さんたちの最大の問題が、いかに
資産家に嫁ぐかだった時代に、「プライドと偏見」のヒロインエリ
ザベスは、胸ぺっちゃんも堂々と、皮肉屋だけど知的な会話のでき
る女性です。
そんな彼女だからこそ気になる存在ができても素直になれないもど
かしさが描かれていて、じりじりもんもんとさせる展開は、まさに
恋愛映画の王道ともいえるでしょう。
テレビ版に比べると説明不足でダイジェスト版のようになってしまっ
たところもあるけれど、美しいお屋敷やお庭の風景も素敵で、充分
に満足でした。(2005/12/20@リサイタルホール)
 
 


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【試写】プルーフ・オブ・マイ・ライフ [観る(映画2005)]

 
 
舞台劇(それも映画と同じグウィネス・パルトロウが主演)の映画
化ということもあってか、舞台となるのがほとんど家の中で、その
わりにグウィネスの演技は大げさで、現在と過去を交差させながら
展開されても、舞台っぽさが気になる作品になっていました。
なにより、作品のテーマであるヒロインが見いだしてゆく生きるた
めの証明と数学の世紀の証明の結びつきを、うまく消化できなかっ
た私は、疑問を残したままスクリーンをあとにしてしまいました。
              (2005/12/19@リサイタルホール)
 
 


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【劇場】Bridget ブリジット [観る(映画2005)]

 
  
波乱万丈な人生に決着をつけ、息子との穏やかな生活を得るために
奔走するブリジット。
『ファストフード・ファストウーマン』のアンナ・トムソンにやら
れてしまった私としては、これはぜひ観ねば!と思っていた作品だっ
たのだけど、展開は散漫で、非常に困ってしまう。
アンナ・トムソンを観る映画と思えばとても楽しめるのかもしれな
いけれども。(2005/12/17@シネヌーヴォ)
 
 


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【劇場】灯台守の恋 [観る(映画2005)]

 
 
送られてきた1冊の本から知る両親の恋。
ストーリーに新鮮味はないのですが、ブルターニュの灯台守の仕事
や島の風景をアクセントとして甘さを押さえていて、こじんまりで
はすが余韻の残る作品になっていたと思います。
           (2005/12/17@OS劇場 O.S.CAP)
 
 


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