【試写】無花果の顔 [観る(映画2006)]
上映前に監督桃井かおりのトークショーあり。
トークショー前にやってた抽選会に乱入したり、トークショーでも
司会の話を聞かないで進めたりと、マイペースぶり。
『母親役をいろんな女優にオファーしても断られて、あなたそんな
にすごい女優?って思ったりして』
『(主演である)山田花子は全然演技上手くならなくて出てるシー
ンをカットしてたら、桃井が出てるシーンが多くなってしまった』
『生活してたらその瞬間に幸せと感じずに後になってあの時は幸せ
だったとか思っちゃうけど、私は今幸せと思える作品を作りたかっ
たわけ』
『監督としては新人なんでわざと上手に作ってないけど、わりと評
判はいいんだけどね、女優桃井のキャリア的にはどうよとかおも
われそうだけど』
と話す、話す、話す。。。作品より面白かったかもしれない。。。
ある家族の日常を説明少なめで描くスタイルに、一瞬葵明亮作品を
思い出した(褒めすぎ)けど、その混乱した出来具合はトークショー
と同じで桃井かおりの作品だなぁと思ったりした。
家族で食卓を囲むシーンが何度か出てくる。
「食事シーンのある作品に佳作あり」が私の持論なんだけど、さて
この作品はどうだった?(2006/12/06@リサイタルホール)
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