【試写】不都合な真実 [観る(映画2006)]
今のどうしようもないアメリカ、ブッシュ政権を見ていると、あの
時ゴアが選ばれていたら、少なくとも京都議定書だけは守られてい
たよな〜と、思うことしばしば。
「不都合な真実」は、一瞬大統領になった(と笑いもとる)元アメ
リカ副大統領アル・ゴアが地球温暖化についてレクチャーに世界を
行脚するドキュメンタリーです。
講演内容の地球温暖化については以前から世界で問題となっていた
ことで何を今さらなのですが、深刻なテーマを、グラフ、今昔の比
較画像、アニメーションなどにユーモラスな話術を交えてのプレゼ
ンテ−ションは、とても明快で人を引きつけます。誰でも理解でき
るし、今まで知らなかった人は何か感じることが出来るのではと思
います。
映画というより講義ビデオを観てるような気にもなりましたが、こ
れによってより多くの人が地球温暖化について意識するようになれ
ばゴアとしては本望でしょう、これでオッケーなのだと思います。
上映前に筑紫哲也の挨拶(と上映後にシンポジウム)。
大統領選挙で得票数ではゴアが勝ったけど、フロリダ州知事のブッ
シュの妨害で人数ではブッシュに負けたとかの選挙の話。
(2006/12/23@シルクホール)
そう。残念ながらドキュメンタリー映画じゃなくて、講義ビデオでしたね。
もう少し面白く作ってくれたら、もっといろんな人が観てくれると思うんですけど…。ちょっと残念でした。
by ken (2006-12-26 21:43)