【試写】NANA2 [観る(映画2006)]
コンビニのバイト君の官製はがき(を買おうとしてた)を数える手
際の悪さに、「こうやって数えればいいでしょっ(怒)」とバイト君
からハガキを奪い銀行員のように数えてみせる私や、図書館で本を
探しているおばあちゃんに適当な回答しかしない図書館員をそばで
見て、「この辺の本を紹介してあげたらいいんとちゃうのっ」と意
見する私は、確実に大阪のおせっかいおばちゃんになってるのだなぁ
と思います。
原作を読まずに観ましたので、原作がそうだと言われたらそれまで
ですが、責任をもって仕事をしない、ふらふら男になびくどうしよ
うもないハチの姿には、「もうちょっと生き方考えたら?」と作品
の設定を越えておばちゃんのおせっかいが飛び出します。それでも
(それだから?)男に守ってもらえるハチになんなんだ?これはと。
音楽のプロモーションとしか思えないイギリスロケなど無駄も多く、
キャストが3人も代わってしまったことも影響しているのでしょう
が、少女の友情と成長を描いたにしてはバランスの悪い作品でした。
「アベック モン マリ」や「とらばいゆ」の大谷健太郎監督はどこ
にいったのでしょう? (2006/12/03@御堂会館)
コメント 0