【映画祭】人生は、奇跡の詩 [観る(映画2006)]
ロベルト・ベニーニの新作。相変わらず、せわしないしうるさい。
オープニングからピアノを前にトム・ウェイツ(ジャームッシュ繋
がりですね)が「You Can Never Hold Back Spring」と歌います。
この作品向け書き下ろしらしくて何度もかかるの。うれしい〜。
戦時下のイラクで倒れた愛する女性を助けるため、詩人で大学講師
の主人公が奮闘する物語。
イラク問題ついて主張があるのかと思えば、そこは不自由な環境を
作りたかっただけで、舞台はイラクでなくてもアフリカやイスラエ
ル・パレスチナなど民族紛争を行なってる国でもいいような使い方。
愛する人のために奮闘する男をファンタジックに描くという設定は
『ライフ・イズ・ビューティフル』とほとんど同じだけど、私には
こみあげるものはそう多くなかった。
(大阪ヨーロッパ映画祭 2006/11/24@海遊館ホール)
コメント 0