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【試写】鉄コン筋クリート [観る(映画2006)]

 
松本大洋の名作の映画化。昔に読んだ、かな。
主人公クロとシロが縦横無尽に飛び回るカラフルで猥雑な町並みは
細かく作り込まれ、見所のひとつだと思いますが、同じようなシー
ンの連続にはクドさを感じ、「きぃ〜、これがコミックなら自分で
ページをめくって次に進めるのに、、、」と観てるあいだ中進みの
遅さにイラつきました。
とはいえ、ストーリーはほぼ原作通り。二宮和也くんと蒼井優ちゃ
んの声も違和感なく良い感じですし、原作の持つ世界を充分に表現
していたと思います。映画化は成功だったのではないでしょうか。
             (2006/12/18@メルパルクホール)
 
  
 
 
 


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【試写】名犬ラッシー [観る(映画2006)]

 
馴染みの名作ですが、登場する大人はピーター・オトゥール、サマ
ンサ・モートン、ジョン・リンチと意外と豪華。
でも主役はコリー犬ラッシー。800キロを旅する間にフサフサの毛
が汚れていくんだ。
廃坑で職を失い生活に苦労する人たちと資産家の人たちを対比させ
るように描いてるけれど、やはりお子様向け映画。
               (2006/12/16@オークホール)
 
    
 
 
 


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【試写】愛の流刑地 [観る(映画2006)]

 
昼休みに会社の娘たちと『愛の流刑地』の話をしていたら、「劇場
で『失楽園』観た、すごかったよねぇ〜」という人たちが続々出て
きて驚いた(私は未見)。
日経新聞の連載でおじさんたちに『愛ルケ』と話題になったこの作
品も、皆の足を劇場に運ばせるのかもしれません。
豊川悦司と寺島しのぶによるベッドシーンが半分近くを占め、それ
もかなり大胆な描写で圧倒されるのですが、半端にやると作品を安っ
ぽくしてしまうかもしれない、トヨエツも寺島さんもかなりの覚悟
が必要だったでしょうし、その潔さは認めたい。
物語としては、人妻が男に溺れてゆくとゆ〜男の都合の良い妄想す
か?当然馴染めませんでした。
官能映画ではなく文芸映画と認識させるためでしょうか、渡辺淳一
先生の力でしょうか、裁判シーンこそ登場人物が固定されています
が、エンドロールに名前を見てもどこに出てたか気づかなかった人
がいる位、いろんな人が登場してる。なんか異様に豪華。
上映前に監督、トヨエツ、寺島さんの舞台挨拶。
           (2006/12/14@TOHOシネマズなんば)
 
 
 
 
 


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【劇場】イカとクジラ [観る(映画2006)]

 
長いスランプから抜け出せない作家で大学講師の夫(ジェフ・ダニ
エルズ)は教え子と同棲し、新進作家として期待される妻(ローラ・
リニー)は次々と浮気、彼らの破局に揺れる兄弟は逸脱した行動に。
家族のエキセントリックな日常が淡々と綴られてゆきますが、悲惨
な感じはしません。子供の気持ちを顧みない夫婦の身勝手な行動も
不器用さゆえ、高いプライドが邪魔したり、それを言ったりやった
りしたら決定的に壊れてしまうとわかっていながら言ってしまう、
やってしまうダメぶりが伝わってきて、むしろ切なさもどかしさを
感じます。
最後近くで倒れた父親がゴダールの「勝手にしやがれ」の有名な台
詞をつぶやくシーンなど、こんな時でもそういう形でしか伝えられ
ない不器用さが私は愛おしい。
80年代カルチャーがちりばめられた台詞に、何気ないけれど印象に
残るシーン、少年の大人への成長の瞬間をとらえたエモーショナル
あふれたラストまで、見事に短い上映時間の中にさらりと、しかし
濃厚に入ってる。じんわりくるこの感じ、とても心に残りました。
           (2006/12/03@動物園前シネフェスタ)
 
 
 
 
 


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Cats Christmas [雑記]

 
最近じゃ個人のお宅でも派手な電飾が点いてるこの頃、驚くことじゃ
ないけれど、中央公会堂(いつ行っても素敵)での試写会に行って、
中之島公演を中心に「OSAKA光のルネサンス」ってイベントが開催
されていたことを知りました。
あいにく携帯電話も持って出るのを忘れたのでカメラで撮れなかっ
たけど、光のアーケードが美しい。
映画が終わった時間はちょうど21時、明日からの本番前のリハーサ
ルか、音楽と光を使ったウォールタペストリーを観ることが出来ま
した。(2006/12/15)
 
 
 
猫好きの私はこちらが気分ですが。
 
 
 
 
 


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【試写】エラゴン 遺志を継ぐ者 [観る(映画2006)]

 
原作(未読)は17歳の少年が書いたとのこと。自分が読んでた過去
のファンタジー大作や遊んでいたRPGの影響を受けてるのでしょ
う、選ばれた少年が冒険を続ける中で勇気を身につけ成長するとい
う物語には聞いたことのあるモチーフが並び特別新鮮さはなく、そ
の展開も旅をして戦って経験値を身につけ、のゲームのような繰り
返し。空飛ぶドラゴンなど映像的な盛り上がりはあっても感情に響
く要素は少なかったと思います。
3部作の1作目ということ、この調子だと今回登場したキャラクター
の今後の展開もうっすら想像出来そうですが、子供も一緒に楽しめ
るファンタジー物としてはこの程度がいいのかもしれません。
         (2006/12/12@大阪厚生年金会館大ホール)
 
 
 
 
 


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【試写】酒井家のしあわせ [観る(映画2006)]

 
呉美保監督と酒井家の長男を演じる主演の森田直幸君の舞台挨拶あ
り。観客席には森田君の妹光役の女の子も。
監督曰く「”斬新、新鮮、リアルさ”を求めたら友近とユースケ・
サンタマリアになった」という両親役のキャスティングですが、友
近のは演技というかいつもの芸を観ているような、いや、上手いと
いえば上手いのですが。
友近に限らず関西弁の使える俳優を揃えた安心感も重なって、学校
生活、お茶の間や親類宅でのやりとりは覚えのある懐かしさにあふ
れてる。(2006/12/10@リサイタルホール)
 
 
 
 
 


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【試写】上海の伯爵夫人 [観る(映画2006)]

 
家族を亡くした盲目の元外交官とロシアから亡命した伯爵夫人が激
動の上海で静かに育む大人の愛。
出演者の大人の演技に、クリストファー・ドイルの映像と上海の街
並みやクラブの雰囲気はデカダンな上海を映し、見どころといえる
でしょう。
が、暗い過去を持つ男女が混乱の中で心を通わせてゆくという設定
はいくらか類型的で、それが2時間超える長さで綴られるのは、私
には少しツラかった。
コンサバなロマンスを好む人(まさにル・シネマ向け?)が堪能出
来る作品ではあると思えます。
「眺めのいい部屋」からかな?「日の名残り」「ハワーズ・エンド」
「モーリス」etc...マーチャント/アイヴォリーコンビによる作品
はこれが最後。(2006/12/09@大阪医師会館)
 
 
 
 
 


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キリンジ Tour 2006 [聴く(2006)]

 
キリンジとしてはひさびさのライブ。
相変わらず上品なメロディーに独特の歌詞がのった美しいポップソ
ングの数々にうっとり。(2006/12/08@NHK大阪ホール)
 
 

DODECAGON

DODECAGON

  • アーティスト: キリンジ


 
 
 
 
 


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Foo Fighters [聴く(2006)]

 
ヘヴィリスナーでもないのにチケットはステージに一番近いブロッ
クで、申し訳ない位いい場所で観ることが出来ました。
ナイスガイぶり爆発のMCを時たま挟みつつの直球勝負のステージ
ングはとても格好良くて、私はデイヴにちと惚れた。
               (2006/12/05@大阪城ホール)
 
 

スキン・アンド・ボーンズ

スキン・アンド・ボーンズ

  • アーティスト: フー・ファイターズ


 
 
 
 
 


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