SSブログ
観る(映画2005) ブログトップ
前の10件 | 次の10件

【劇場】ダーク・ウォーター [観る(映画2005)]

 
 
『仄暗い水の底から』のリメイク。
思えばオリジナルにかなり近い作りであったけど、マンハッタンか
らルーズベルト島への移動風景を映し、現代とは思えない暗い陰鬱
なアパートを舞台に選んだことで、ウォルター・サレス独自の世界
が作れてたと思う。最後までオリジナルを意識することなく観る。
            (2005/12/01@TOHOシネマズ二条)
 
 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

【試写】ザスーラ [観る(映画2005)]

 
 
「ジュマンジ」の舞台を宇宙に移したSFアドベンチャー。
宇宙を舞台にしているとはいえ、ボードゲームという盤の上だから
かこじんまりした内容。さらっと観る。
             (2005/11/29@メルパルクホール)
 
 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:映画

【映画祭】Just For Kicks [観る(映画2005)]

 
 
resfest2005で鑑賞。
 
今や26億ドルともいわれるまでに膨れ上がったスニーカー市場。
ヒップホップとの繋がることで大きな社会現象を巻き起こし、ひと
つのポップカルチャーにまで成長してゆく様子を紹介したドキュメ
ンタリー。
RUN-DMCによるアディダスから始まったスニーカーを巡る歴史は
知った内容ばかりで驚きはありませんでしたが、まぁそこに出てく
る人たち、ヒップホップの重要人物から街のコレクターまで、彼ら
のスニーカー熱のすごさに笑ってしまう。
「エリザベスタウン」でオーリーがスニーカーで10億ドルの損失
を出したことになってたけど、その設定はあながち大げさでもなかっ
たのです。
 
 
[ 同時上映 ]
FOOT CRED
QUASIMOTO “RAPPCATS PT. 3”
 
     (2005/11/27resfest@アートコンプレックス1928)
 
 
 
 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

【劇場】Jの悲劇 [観る(映画2005)]

 
 
イアン・マキューアンの小説「愛の続き」の映画化(未読)。
草原にゆったりと浮かぶ赤い気球の落ちてゆくシーンはとても印象
的。その後の展開に不穏さを感じさせますが。
ド・クレランボー症候群をテーマに愛について問うた作品ですが、
物語が進むにつれ、文学性は薄れ、ストーカーによるサイコ映画っ
ぽくなっていったのは、次のボンド、ダニエル・クレイグのほか
にサマンサ・モートン、リス・エヴァンス、ビル・ナイと、イギ
リスを代表する俳優総出演なだけに残念でした。
今度は小説は読んでみようと思います。
                 (2005/11/27@京極東宝)
 
 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

【劇場】メタリカ:真実の瞬間 [観る(映画2005)]

 
 
長きにわたってメタル界に君臨するモンスターバンド、メタリカの
解散の危機から新作を完成させるまでの3年間を追ったドキュメン
タリー。
メンバー同士の確執、アルコール中毒、ステージ上とは違う繊細な
心、家族との時間(あと、女性問題とかね)と、ロックバンドが解
散に向かって抱えそうなありがちな問題だけでなく、月4万ドル!
で雇うセラピストを前に自己分析する、現代アートをコレクション
する、ベーシストのオーディションに興奮する、スタジオでメンバー
頭を寄せて楽曲を作り上げてゆく、など、ロケンローラーとしては
恥ずかしい姿から目を輝かせる音楽少年のような姿まで、それはも
う赤裸々に紹介され、なんとも熱いその姿は、メタルファンでなく
ても引き込まれてしまいます。私は何度も涙してしまいました。
              (2005/11/27@京都みなみ会館)  
 
 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

【劇場】ランド・オブ・プレンティ [観る(映画2005)]

 
  
「パリ、テキサス」(最高に好きです)で荒涼としたアメリカの原
風景を描いたヴィム・ヴェンダースが、9.11を経てあらためてアメ
リカへの思いを作品に込めます。
テロからアメリカを守ろうと、疑惑妄想で頭をいっぱいにしている
ポールは、洗剤のダンボールを化学兵器の材料と、立ち話は悪事の
企みと、思い込みます。その姿は強烈に滑稽ですが、ベトナム戦争
のトラウマと思うと痛々しい。
まるで現在のアメリカを思わせるポールの姿ですが、ヴェンダース
はそれを非難するだけでなく、その思い込みが間違いであったとポー
ルに気づかせます。
「豊かな国」アメリカの暗部を見せながらも、その眼差しは優しい。
「パリ、テキサス」と同じ作りであったような気もしますが、憧れ
だけでは語れなくなったヴェンダースのアメリカへの強いメッセー
ジに、私はうたれたりしたのです。(2005/11/27@京都シネマ)
 
 


nice!(1)  コメント(1)  トラックバック(6) 
共通テーマ:映画

【劇場】運命じゃない人 [観る(映画2005)]

 
 
人のいいサラリーマン宮田、宮田の親友で探偵の神田、だました男
は宮田だけじゃない詐欺師のあゆみ、組の経営に悩むヤクザの浅井、
婚約破棄されて住む家もない女。
5人の男女と2000万円が交差するあるひと晩の出来事。
Boy meets girlな導入部に宮田くんの小さな恋物語かと思いきや、
登場人物が増えるにつれて、それは思惑のからんだ大きな事件の一
コマであったことが判ってきます。5人の視点で語られることで、
同じシーンが繰り返されるけど、「ああ、ここが、、、あそこが、、、」
と、繋がりを見つけてゆくのがとても楽しく思えます。
そんな展開を判りやすいキャラクターやくすっと笑える台詞の数
々が飾り、最後にはほんわかとした気持ちにさせられて。
ぴあのスカラシップで撮られた作品ということですが、ドラマチッ
クな演出もないひと晩の出来事を豊かに観せてれた力量、なかな
かのものです。(2005/11/24@京都シネマ)
 
 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

【劇場】空中庭園 [観る(映画2005)]

 
 
家族間では秘密を作らない、というルールを作りながら、それぞれ
が秘密を持っている。夫の浮気相手が息子の家庭教師として家に入
り込んだ時、家族の歯車は狂い秘密が暴露され始めます。
家庭教師役のソニンが家族と食卓を囲んだ時に感じた居心地の悪さ、
「そうや、これは学芸会や」と言う通り、初めっから終わりまで私
の中にも気持ち悪さばかりが残り、終盤の小泉今日子が雨に打たれ
るシーン(この作品の見せ場のひとつなのでしょうが)においては
そのクドさ、グロさがどうしようもなく感じました。
角田光代さんの小説、読んでみたいと思いつつ読まないのですが、
原作もこんな感じなのでしょうか?
           (2005/11/23@動物園前シネフェスタ)
 
 


nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(2) 
共通テーマ:映画

【映画祭】ハンブルク・セル(仮) The Hamburg Cell [観る(映画2005)]

 
 
大阪ヨーロッパ映画祭で鑑賞。
イギリスのTV映画としてアントニア・バードが監督(「司祭」と
か「ラビナス」とか、他の作品は知らないけど、作品の評価を歪ま
せてしまいそうなスリリングな題材を選んでるよな〜)した作品で、
関係者への取材や裁判、捜査記録など徹底的に調べ上げ、9.11アメ
リカ同時多発テロの実行犯たちがどのようにしてテロリストになっ
ていったかを、実行犯の目線から描かれているという。
イスラム教にさほど興味がなかった金持ちの留学生がモスクに通い
仲間と知り合うことでイスラム教に傾倒してゆくという姿は、スト
レートな怒りの爆発ではなく、希望も絶望もない曖昧に生きてる自
分らの拠り所の先がそうだった、という方向に向けられていて、ビ
ルに飛行機が突っ込む映像の後には、複雑な気持ちになる。
               (2005/11/20@海遊館ホール)
 
 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

【映画祭】マリオの生きる道(仮) La Febbre [観る(映画2005)]

 
 
大阪ヨーロッパ映画祭で鑑賞。
定職につかずに友人たちと気ままに夢をかたっていたマリオが、亡
くなった父親の縁で市役所に勤めることになる。仕事に慣れるに従っ
て、マリオはその安定した生活に疑問を持ち始める。
マリオの恋人役の女優さんの舞台挨拶あり。
「この映画は現代のイタリア社会で問題となっている若者の姿を、
云々・・・」と、監督の代理として作品の意図を語ってくださった
のですが、なるほど、その真面目な観点が影響してか、作品がこぢ
んまり収まってしまった感じがする。
               (2005/11/20@海遊館ホール)
 
 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画
前の10件 | 次の10件 観る(映画2005) ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。