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【試写】無花果の顔 [観る(映画2006)]

 
上映前に監督桃井かおりのトークショーあり。
トークショー前にやってた抽選会に乱入したり、トークショーでも
司会の話を聞かないで進めたりと、マイペースぶり。
『母親役をいろんな女優にオファーしても断られて、あなたそんな
 にすごい女優?って思ったりして』
『(主演である)山田花子は全然演技上手くならなくて出てるシー
 ンをカットしてたら、桃井が出てるシーンが多くなってしまった』
『生活してたらその瞬間に幸せと感じずに後になってあの時は幸せ
 だったとか思っちゃうけど、私は今幸せと思える作品を作りたかっ
 たわけ』
『監督としては新人なんでわざと上手に作ってないけど、わりと評
 判はいいんだけどね、女優桃井のキャリア的にはどうよとかおも
 われそうだけど』
と話す、話す、話す。。。作品より面白かったかもしれない。。。
ある家族の日常を説明少なめで描くスタイルに、一瞬葵明亮作品を
思い出した(褒めすぎ)けど、その混乱した出来具合はトークショー
と同じで桃井かおりの作品だなぁと思ったりした。
家族で食卓を囲むシーンが何度か出てくる。
「食事シーンのある作品に佳作あり」が私の持論なんだけど、さて
この作品はどうだった?(2006/12/06@リサイタルホール)
 
 
 
 
 


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【試写】シャーロットのおくりもの [観る(映画2006)]

 
ブタちゃんつながりで。
ジョージ・クルーニーの愛豚マックスが18才で亡くなったそうです
ね。マックスがいることで恋人と別れたりしてたジョージに可愛が
られての大往生ですね。(2006/12/06)
 
 
 
農場を舞台に女の子、子ブタとクモが織り成す友情の物語。
人気児童小説の映画化ということもあって、教訓めいたことがいろ
いろ折り込まれていますが、子ブタをはじめ納屋の動物がかわいく
て楽しく観ることが出来ます。
クモのシャーロットの声は産休明けのジュリア・ロバーツ。いい感
じです。ネズミのティンブルトンの声はスティーヴ・ブシェーミ!
             (2006/12/01@リサイタルホール)
 
 
 
 
 




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【試写】NANA2 [観る(映画2006)]

 
コンビニのバイト君の官製はがき(を買おうとしてた)を数える手
際の悪さに、「こうやって数えればいいでしょっ(怒)」とバイト君
からハガキを奪い銀行員のように数えてみせる私や、図書館で本を
探しているおばあちゃんに適当な回答しかしない図書館員をそばで
見て、「この辺の本を紹介してあげたらいいんとちゃうのっ」と意
見する私は、確実に大阪のおせっかいおばちゃんになってるのだなぁ
と思います。
原作を読まずに観ましたので、原作がそうだと言われたらそれまで
ですが、責任をもって仕事をしない、ふらふら男になびくどうしよ
うもないハチの姿には、「もうちょっと生き方考えたら?」と作品
の設定を越えておばちゃんのおせっかいが飛び出します。それでも
(それだから?)男に守ってもらえるハチになんなんだ?これはと。
音楽のプロモーションとしか思えないイギリスロケなど無駄も多く、
キャストが3人も代わってしまったことも影響しているのでしょう
が、少女の友情と成長を描いたにしてはバランスの悪い作品でした。
「アベック モン マリ」や「とらばいゆ」の大谷健太郎監督はどこ
にいったのでしょう?       (2006/12/03@御堂会館)
 
 
 
 
 


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【劇場】暗いところで待ち合わせ [観る(映画2006)]

 
視力を失った女性と殺人事件の容疑者の交流をサスペンスフルに。
失明して長くないような設定にしては健常者と同様に家事全般をこ
なすヒロインに違和感もありましたが、失明する前も失明後も父親
とふたり変わらない生活を送ってきたことを知らすのに有効だった
かもしれません。
寝る前には「おやすみなさい」と一声かけて階段の電気を点けて二
階に上がる習慣は、失明後も父親が亡くなってからも彼女はする。
そんな廊下のシーンは何度か登場し、それが彼女の心情を表してい
るようで私はとても切なく感じました。(最後には温かさを感じる
シーンとして登場するのですが。)
同様に容疑者大石の心情も語られてゆくことから、ヒロインが家の
中に人の存在を意識し、奇妙な生活が始まるところから二人の交流
も静かに語られてゆくのか思いきや!
その後の早急で強引な展開には驚くしかなく、こちらの気持ちを盛
り下げてくれました。惜しい。
 
上映前に挿入歌、エンディングを歌ってるメレンゲのミニライブあ
り。
 
            (2006/12/02@シネ・リーブル梅田)
 
 
 
 
 


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【試写】オープン・シーズン [観る(映画2006)]

 
人間に育てられた熊がひょんなことから森に放り出され、慣れない
森で騒動を起こしつつも徐々に熊らしさを身につけてゆく物語。
都会っ子が大自然の中で難儀するというようなアニメ、ここ最近多
い、っつーか、『ライアンを探せ!』ともダブってるんですが。。。
コミカルなシーンは子供たちに大ウケ。私も動物 vs ハンターのシー
ンは笑ってしまった。
オープニングにはトーキング・ヘッズの「WILD WILD LIFE」も。
               (2006/12/02@ABCホール)
 
 
 
 
 


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【試写】海でのはなし。 [観る(映画2006)]

 
密かにスピッツ好きだし、西島秀俊さんだし、スピッツの音楽から
広がるイメージを映像化したというが伝わってくる作品に仕上がっ
ていますが、ん〜、、、それだけでした。
上映後にグルービジョンズのミルクマン斎藤さん司会で大宮エリー
監督のトークショー、作品上映あり。
手がけられたPV、CMどれも面白くて、話題のクリエイターとい
われているのも納得。長編より短編の方が監督の良さが出るんじゃ
ないかと思ったり。
 
関係ないけどこの日一番印象に残ったのはミルクマンさんの「僕、
意外でしょうが恋愛体質なんです」のひと言。
 
     (2006/11/30@同志社大学寒梅館ハーディホール)
 
 


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【試写】硫黄島からの手紙 [観る(映画2006)]

 
クリント・イーストウッド「硫黄島」シリーズ第2部。
大した軍備もなく兵力に圧倒的な差がある日本軍側から見た物語は、
ほとんどが悲惨な戦闘シーンです。
戦場での行為についてはアメリカ、日本どちらかを贔屓するような
ところはなく、登場人物も昔の映画にあるようなトンでもない日本
人像でなく、それぞれに外国人が見ても理解共感しやすいエピソー
ドを盛り込んで描かれており、事実を検証し真摯に作ったイースト
ウッド監督の姿勢が感じられます。
ただ、劇中アメリカに軍事拠点を征服されたら、日本の上官兵は部
下に自害の命令を出します。
どこの国でも戦争中上官の命令は絶対でしょうが、「天皇陛下ばん
ざい」の言葉と共に次々と手榴弾のカンを抜き自ら爆死してゆく日
本兵の姿は無残そのもの、海外でどのような翻訳がされているかわ
かりませんが、私たちは天皇の下、玉砕するという思想がまかり通っ
ていたことを理解して鑑賞しますが、外国人には自爆テロもいとわ
ないイラクの人たちと同様に(無駄死にという点ではそれ以上に)
異質の人たちと感じそうです。
アメリカ、日本双方から見た戦いとはいえ、アホなアメリカ人には、
「変な人たちと戦ってたんだな~」程度の感想しかもたれないので
はと若干不安を感じました。
渡辺謙さんと同等に主役をはったジャニーズの二宮くん。何の思想
も持たずただ戦場での状況について行くだけが精一杯の民間人とい
う役に馴染んでいたと思います。悪くなかった。
              (2006/11/27@メルパルクホール)
 
 


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【映画祭】人生は、奇跡の詩 [観る(映画2006)]

 
ロベルト・ベニーニの新作。相変わらず、せわしないしうるさい。
オープニングからピアノを前にトム・ウェイツ(ジャームッシュ繋
がりですね)が「You Can Never Hold Back Spring」と歌います。
この作品向け書き下ろしらしくて何度もかかるの。うれしい〜。
戦時下のイラクで倒れた愛する女性を助けるため、詩人で大学講師
の主人公が奮闘する物語。
イラク問題ついて主張があるのかと思えば、そこは不自由な環境を
作りたかっただけで、舞台はイラクでなくてもアフリカやイスラエ
ル・パレスチナなど民族紛争を行なってる国でもいいような使い方。
愛する人のために奮闘する男をファンタジックに描くという設定は
『ライフ・イズ・ビューティフル』とほとんど同じだけど、私には
こみあげるものはそう多くなかった。
      (大阪ヨーロッパ映画祭 2006/11/24@海遊館ホール)
 
 


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【劇場】エコール [観る(映画2006)]

 
暗くなってから入場したので観に来てる客層に気づかなかったのだ
けど、上映終わってみればいつもの客層とはまったく違う男性の方
がわらわらと。なんか怖かったよ〜。
 
確かに6歳から12歳までの少女の着替えや水浴びシーン、白いレオ
タード姿でのダンス。カメラは最後まで少女たちの下半身を映し、
成長し初潮を迎える少女たちは知らない人(男)たちの前でダンス
のお披露目をして卒業を迎えるなど、誤解を招きそうなインモラル
な匂いがぷんぷんなのですが、陽のあたらない深い森のなか、規律
や儀式に沿って暮らす少女たちの姿は妖精のように美しく、「ピク
ニック at ハンギング・ロック」や「ヴァージン・スーサイズ」と
同様に私の乙女な部分をときめかせます。
新しい生徒を迎える儀式として色の違うリボンを交換するシーンな
ど、物語は始まったばかりだというのに私は胸がキュンとして少し
涙ぐんだり。
ところが「ピクニック at ハンギング・ロック」や「ヴァージン・
スーサイズ」と違うのはそれらの作品が少女のままでいることを肯
定するようなエンディングになっているのに対し、「エコール」で
は脱走を図ったがために一生学校に残るようになったとされる二人
の先生の姿を通して違う形を見せています。
学校を出た少女たちを待ち受ける危うさよりも、少女たちを送り出
し守られているはずの学校に戻る二人の先生の後ろ姿には留まり続
けることの辛さや不幸を感じさせてとても切ない。
私にはロリコンものでもファンタジーでもないメッセージも感じま
した。(2006/11/25@京都みなみ会館)
 
 


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【映画祭】ヴィートス [観る(映画2006)]

 
『山の焚火』『最後通告』のフレディ・M・ムラーの新作。
天才ゆえ家では両親の過剰な期待に困惑し、学校では浮いた存在に
なっている少年ヴィートスが、大好きな祖父(ブルーノ・ガンツ)
との交流の中で自分らしさを取り戻してゆくという物語。
親の期待が子の重圧になることとか、家族への思いやりとか、資本
主義が与える影響?とかそんなことがテーマのようです。
ん〜と、私にはフレディ・M・ムラー作品の面白さはわからないよ
うです。(大阪ヨーロッパ映画祭 2006/11/24@海遊館ホール)
 
 


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